第9回 九都県市合同防災訓練・図上訓練に参加
千葉県では「九都県市災害時相互応援協定」に基づき、九都県市相互及び防災機関等との連携を検証することなどを目的に、2年に1回、九都県市で同日に共通の被害想定での図上訓練を実施しています。
千葉県より千葉県生協連に参加要請があり、合同訓練に参加しました。今回の訓練は「訓練統括部門」「訓練プレイヤー部門」「訓練コントローラー部門」に分かれ、指示されたこと(付与項目)に対して、指示通りに動くことができるかどうかを検証するという内容でした。千葉県生協連は物資の調達に関する協定を結んでいますので要請された物資に対して調達が可能かどうか検証をおこないました。
- 訓練名称:
- 第9回九都県市合同防災訓練・図上訓練
- 実 施 日:
- 2018年1月11日(木)9時~17時
- 訓練会場:
- 千葉県庁本庁舎5階
- 想定地震:
(1)平成30年1月10日(水)16時発災
- (2)震源
- 東京都23区(東京都北部)
- (3)地震の規模
- M7.3
- (4)震源の深さ
- 35km
- (5)震度分布
- 千葉市、船橋市、習志野市、浦安市で6強。
- その他千葉県北西部で震度6弱
主な訓練項目:
(1)災害対策本部関係職員の災害対応能力向上
(2)熊本地震等の教訓事項の検証
①被災市町村に対する県備蓄物資のプッシュ型支援と国等への物資要請(流通在庫の活用を含む)
②広域応援受入体制(自衛隊・警察・消防)の構築(道路等の被害状況の解明に基づく受入拠点の選定等)
(3)個別検討事項の検証
①県の広域物資集積拠点(幕張メッセ)の設営・運用要領
②各地域振興事務所(物資払出)及び東京事務所(帰宅困難者情報提供)の役割
③県災害対策本部会議の開催
④災害対策本部会議後の模擬記者会見
(4)次期防災情報システム(プロトタイプ)の検証