食の安全推進委員会が千葉市環境保健研究所を見学しました
千葉県生協連食の安全推進委員会では、12月8日(金曜日)に千葉市環境衛生研究所を見学し、5会員生協、日本生協連、県連事務局から合わせて11名が参加しました。
内容
初めに、千葉市環境保健研究所 健康科学課課長の横井さんから、千葉市環境保健研究所の業務と役割について、説明していただきました。
千葉市環境保健研究所は、地方衛生研究所と呼ばれる機関の一つです。地方衛生研究所は、主に都道府県、政令指定都市、地方独立行政法人(大阪府・市)、一部の中核都市や特別区に設置され、県内では千葉市のほか、千葉県、船橋市、柏市に設置されています。行政権限は持たず、国の研究機関と保健所の中間に位置し、両者と協議した上で調査研究や試験検査を主とした業務を行います。
千葉市環境保健研究所には、環境科学科(大気・水質担当)と健康科学科(細菌・ウィルス・食品化学)の2科があり、説明の後、食品安全を担当する健康科学科の施設内を見学させていただきました。
参加者からは「こうやって、私たちの生活が守られていることがわかった」「生きていくことの基本である食の安全がしっかり守られていることを、見学して知り得たことをアピールして、周囲に知らせていきたい」「実際に放射能測定装置(ゲルマニウム半導体検出器)を見学し、食品中の放射性物質測定の様子が知れたことが良かった」「このようにくらしの安全を守るためにがんばっている現場に、市民が実際に足を向けて出かけていくことが大切ではないか」といった意見がありました。
概要説明の様子
放射能測定装置の説明