ふ・く・し推進委員会が「いなげビレッジ虹と風」を視察研修
千葉県生協連「ふ・く・し推進委員会」では、9月8日、「生活クラブいなげビレッジ虹と風」の視察研修をおこない、地域生協の役職員など11名が参加しました。この施設は、UR都市機構が公募した千葉市稲毛区の園生団地内高齢者施設用地活用事業に採択された施設で、生活クラブ生協・社会福祉法人生活クラブなど生活クラブ千葉グループ6団体が協同で運営しています。
当日は、生活クラブ生協新保理事長より、生活クラブ千葉グループの活動と施設の建設経緯と概要について説明を受けた後以下の施設を見学しました。
組合員活動スペース
組合員が活動するスペース。託児室や調理室があり、地域の方にも貸し出しています。
デポー園生
食品を中心とした店舗。電話注文による受付・配達もおこなっています。この日はシューフィッターによる靴の展示販売もありました。
風の村
1階にデイサービスセンター・介護ステーション・訪問介護ステーション・「あかとんぼ」(児童デイサービス)・園生診療所、2階にショートステイ20室、3階にサポートハウス(サービス付き高齢者向け住宅)20室があり、共有スペース・浴室・トイレなどを案内していただきました。
テーブルの形や椅子の高さ、手すりの配置、浴槽の機能、掲示板の位置など、利用者の体の動きや気持ちになって設計された設備であり、訪問する家族に配慮した事務所前の壁など、随所に心配りがあり参加者一同感激しました。
(株)生活サポートクラブ
トータルな福祉サービス(福祉機器のレンタル、リハビリ・福祉機器・ユニバーサルデザイン商品の販売、サポートハウス運営、住宅関連事業)を提供し地域社会に貢献しています。
VAICコミュニティケア研究所
相談事業では、生活や福祉、多重債務問題など、さまざまな相談に対応しています。生活支援の事業内容は、子どもの一時預かり事業「たあ~たん」、地域交流事業「あみいこ」、福祉サービス評価調査事業で、だれもが自分らしく安心して暮らせる地域協同社会づくりをめざしています。
カフェCache-Cache
ワーカーズ・コレクティブが運営するカフェ「カシュカシュ」、小規模ですがおしゃれなレストランです。
会議室「宙(そら)」での概要説明
ショートステイ共有スペース
トイレ使用時の動作をまじえての説明