環境と経済「ちば最大の環境活動見本市」 「エコメッセ2011inちば」に昨年を上回る1万2千人が来場
9月4日(日)、幕張メッセ内国際会議場で開催された「エコメッセ2011inちば」は、心配された台風の影響もなくお天気に恵まれ、会場には昨年を上回る約1万2千人が来場しました。この催しは「持続可能な社会の実現」を目指し、市民・企業・行政・学生などのパートナーシップのもとに子どもから大人までが楽しみながら参加できる、千葉県最大の環境活動見本市として毎年開催され、今回で16回目となりました。本年度は3.11の大震災をうけ震災をテーマに様々な催しが企画されました。
東日本大震災関連として、生産者を応援しようと野菜の大直売会「がんばろう千葉物産コーナー」が設けられ、多くの人で賑わいました。家庭や職場での節電アイデアを書いてもらう「身近なところから節電対策」のコーナーでは、子どもたちからもたくさんのアイデアが寄せられました。また、震災セミナーとして「千葉県の液状化と放射能について」をテーマに、千葉県環境研究センターと放射線医学総合研究所からの講演があり、70人余が参加し質問も数多く出されました。
特別企画として、国際会議室では「イザ!カエルキャラバン!」と題して震災後の防災プログラム体験のワークショップがおこなわれ、100名余の親子の参加がありました。午後からはエコハピ・カフェ「”ちば“から考えよう!3/11後の私たちの暮らし」と題して、熊谷(千葉市長)、倉阪(千葉大学教授)、工藤(日本エネルギー経済研究所)、飯島(元NHK気象キャスター)、橘田(デザインディレクター)の各氏による震災やエネルギー問題についてのフリートークがおこなわれました。
森の資源館では里山をテーマにmy箸づくり、竹や木を使った工芸品の販売がおこなわれ、また、おなじみのエコカーの展示や試乗会、エコステージでの各団体のエコ活動の取り組みの成果が発表などにも多くの人が参加しました。
今回もパルシステム千葉(下写真左)、ちばコープ(同右)、千葉県生協連が実行委員会に参加して出展や運営に協力しました。また、ちばコープと生協連には本イベントの発展と千葉県の環境の向上への尽力と功績に対して実行委員会から感謝状が贈られました。
がんばれ千葉の物産展 好評のうちに完売
リユースTシャツの販売
売上の半分は被災地に寄付されます!
環境保全協議会による環境クイズ
壁に張り出された節電メッセージ
エコ・ハピカフェ:メッセンジャーのみなさん
エコ・ハピカフェ:メッセンジャーのみなさん
長生高校のみなさんの発表
感謝状をうけた団体及び企業のみなさん