第37回 九都県市合同防災訓練 千葉県会場 報告
8月27日(土)午前8時頃、千葉県東方沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、茂原市では震度6強を記録するとともに建物の倒壊や道路の損壊が多数発生し、電気、ガス、水道等のライフライン機能も麻痺しているとの想定で100機関約5,000名の参加で訓練が行われました。今回は「自助」「共助」「公助」の連携強化を主眼とし、各機関の連携強化と防災能力向上を目的とした実働訓練と、熊本地震における課題を意識し、避難所運営を想定した住民参加体験型の避難所運営訓練がおこなわれました。
千葉県生協連では、日本赤十字千葉県支部や千葉県との「災害時における緊急物資搬送等の支援協定」に基づいて、医療品搬送訓練や救援物資等の搬送訓練 (千葉県からの要請によるクラッカーなどの搬送や災害ボランティアセンターから茂原市役所への搬送訓練)に、パルシステム千葉、コープみらい、生活クラブ生協の災害時緊急車両3台が参加しました。
また、千葉県ボランティアセンターの運営訓練にも千葉県生協連から職員を派遣し、ボランティア団体と連携して、センターの立ち上げおよび運営支援に協力しました。
医療品の搬送訓練
救援物資を積んだ生協トラック
ボランティアによる救援物資の荷卸し
救出救助訓練
日赤の緊急仮設診療所設置訓練
仮設診療所でのトリアージ訓練