千葉県消費生活の安定及び向上にむけた県民提案事業「千葉県消費者学習交流会」
「第37回千葉県消費者大会」開催
テーマ ~くらしの安全最前線を学ぶ~
消費者団体千葉県連絡会では、2月15日(金)、千葉市民会館において、第37回千葉県消費者大会を「くらしの安全最前線を学ぶ」をテーマに開催し、約100名が参加しました。
私たちの暮らしを取り巻く消費者被害はなかなか減少せず、その手口は年々悪質・巧妙化しています。また、食の安全では食品表示一元化の動きや食中毒など様々な問題が起きています。第37回千葉県消費者大会では、これらについて最新の情報を知り、消費者として日々の暮らしに役立つように学習、交流しました。
午前の部では、消費生活相談員の前野春枝さんから、消費者自らがくらしを守るために、最新の被害状況を聞き、被害を未然に防ぐ方法や、万一被害にあった場合の対応などを学びました。参加者からは「事例などがあり熱のこもった、分かり易い説明で理解できました。」「被害について再認識し気を付けたいと思います。」など学習したことを今後に活かしていきたいという意見が多くありました。
午後の部では、日本生協連の安全政策推進室長の鬼武一夫氏より食品表示の見方や、一元化に関する最新の情報などについての講演があり、参加者からは、今後の食品表示の方向性を知りたい、もっと詳しく学びたいという前向きな意見が多くあり、日々の食生活と食品選びの参考になる学習となりました。
つづいて、会員団体からの活動交流を行いました。住宅問題、暮らしを取り巻く多くの問題に取り組んだこと、社会保障制度の問題、消費税問題、労働問題、消費者行政強化をめぐる状況と取り組みなどが報告され、今後の活動をすすめていく上で大変有意義な交流となりました。
講演する前野氏
講演する鬼武氏
各団体からの報告
熱心に学習する参加者