県生協連からのお知らせ

「憲法を考える学習会」を開催しました

 2015年10月9日(金)、千葉市民会館小ホールにて、「憲法を考える学習会」を開催し、6生協および事務局ほかから117名が参加しました。

 この「憲法を考える学習会」は、「憲法を考える千葉県若手弁護士の会」の協力で、この間の国会審議などで社会的に関心が高まっている「立憲主義」「平和憲法」「安全保障関連法」について、二人の弁護士から正確な内容を分かりやすく学習することを目的に開催しました。

 開会にあたり、鳥羽会長理事より、「くらしと平和・憲法」をめぐる問題は、日本の将来、私たちの子どもたちの時代につながる大きな問題であり、息長く取り組んでいく問題です。この学習会をきっかけに更に取り組みの輪を広げていくことを呼びかけていきたいと思いますので、ご協力お願いします。」と挨拶をおこないました。

 はじめに、憲法の基本について、「立憲主義って何?平和憲法って何?~憲法の条文を読んで考えてみよう~」と題し、「憲法を考える千葉県若手弁護士の会」の田村陽平弁護士から、憲法の条文をどう読み取ればよいのか、お話しいただきました。

 次に、「安全保障関連法」について、「憲法を考える千葉県若手弁護士の会」の藤岡拓郎弁護士から、政府が作成した資料「安全保障法制の整備に関する全体像」などの説明を入れながらお話しいただきました。

 最後に、会場の参加者から以下のようなさまざまな質問が出され、田村弁護士・藤岡弁護士に回答をいただきました。

  • 一般市民として、これからどんな活動をしたらよいでしょうか。
  • 海外進出の企業から発言がないのはなぜでしょうか。
  • 安全保障関連法に賛成の人の発言では、法制がなければ徴兵制になるというが、なぜでしょうか。
  • 安全保障関連法を廃案にすることは可能でしょうか。

 参加者の感想シートには、「立憲主義の大切さがわかりました。日本国憲法をぜひ子どもと読みたいです。」、「今回のような学習会を高校生、大学生にも開いてほしいです。」、「憲法の話から安保法制が違憲だと確信しました。」など、多くの意見がありました。


参加者の質問に応えるお二人の弁護士

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