子どもたちに平和な未来を 2010
~NPT再検討会議の報告とアニメ「ジュノー」から核兵器廃絶と平和を考える~
10月12日、京葉銀行文化プラザにて「子どもたちに平和な未来を 2010」を開催しました。この企画は「子どもたちに平和な未来を 2009」をうけて、NPT再検討会議の報告とアニメ「ジュノー」から核兵器廃絶と平和を考え、学び、交流をしたいということで開催されました。
今年の5月にNPT(核不拡散条約)再検討会議がニューヨークで開かれ、千葉県からも、ちばコープ理事の小田川和惠さんと千葉県原爆被爆者友愛会の児玉三智子さんと中村紘さんが参加されました。
はじめにちばコープの小田川和惠理事からニューヨークでの活動や取組みの報告がされ、続いて児玉さんと中村さんからはニューヨークでの被爆の実相について報告いただきました。また、生協の平和の活動として、パルシステム千葉理事の青柳路子さん、ちばコープ理事の世良仁美さん、生活クラブからはNPO法人地球市民交流基金 EARTHIAN(アーシアン) 代表理事 藤田 宏子さん、なのはな生協理事の平田啓子さんから、それぞれ、平和の取組みについて報告をいただきました。
参加者から「核兵器廃絶にむけた世界の変化や生協全体の平和の取組みがよくわかりよかった」などの感想が寄せられました。
また、今回の企画に協力いただいた日本赤十字社千葉県支部井上さちよ氏からは、ジュネーブ赤十字国際委員会が公式に核兵器廃絶の見解をしめしたこと、広島の原爆投下の後、ドクター・ジュノー氏が献身的に被爆者の救済をしたことをテーマにしたアニメ「ジュノー」について、また、赤十字の歴史「ジュネーブ条約」などについて説明され、「人道主義にもとづいた活動がよくわかった」などの感想がありました。
参加者は180名。小学生の参加もあり、特にアニメは子どもたちにも大変好評のようでした。